自分らしく生きるということ
2002年9月1日糸井重里さんがやっている
「ほぼ日刊イトイ新聞」のメルマガがあるんです。
そこに「自分らしく生きる」という話しがありました。
そのメルマガでは・・・
「自分らしく生きる」ってとてもいいように思える。
でも、人間って、「不自然な行動」をしているはず。
例えば、不自然な行動しないと、富士山も登れないよ。
自然に行動していたら（＝何気なく散歩していたら）、普通、富士山の頂上には着けないでしょ。
というお話でした。
そうなんですよねー。よくわかる。
今、私は、自分らしく生きようとして、
すごく悩んでいたところでした。
私にとって自分らしくって、一体どんなことだろう？
今、大事なことを大事にするとか。
将来のことを考え過ぎないとか。
自然体で生きたいとか。
高きを目指し過ぎないとか。
かなあ。
でも、私は、これだけを大事にしてきたわけじゃない。
例えば大学受験の時。
確かに、高校1・2年の頃は、大学受験がどんなものかわからずに
国公立でしょう、って思っていました。
でも、現実を知った高3の受験後、
浪人を決めた時から、私は変わっていったのかもしれない。
「今大事なことを大事にする」んだったら
唯一受かっていた短大に入ったはず。
でも、その時の私の判断は違っていた。
「まだ勉強やり残したと思うんだったら
もう一年がんばるか？」との父の言葉に従った。
そして、自分が絶対目指さないだろうな、と思うような
オシャレな私立の大学を受験した。
たったひとつ
「私立の中では結構偏差値高い大学で手が届きそうになかったから」
という理由が、私が実際通うことになった大学を受験するものでした。
短大に行くことの方が、私にとって自然な行動だったのか
浪人することが、私にとって自然な行動だったのか。
それは、私にもわからない。
私が出した結論にびっくりする友人もいた。
やっぱ、あんたらしいやりかたやな、と言った友人もいた。
結局、それは、私にとって自然だったか、不自然だったかわからない。
就職活動も同じだった。
「私らしく」だったら
大阪限定の企業を選んだはず。大阪から出たくなかったから。
でも、私は大学3年の時に東京に行ったことによって
価値観が変わった。
別に初めて東京に行ったわけじゃない。
その時、たまたま見た光景が、私を東京に向かわせただけ。
その時も、友人は
「あんたが、まさか大阪を捨てるとは！」と
驚いた。
でも、一方で、「自由気ままに生きる」のが
私らしいんだ、と私は思った。
そして、今、クルマを買うのは、
明らかに不自然な行動だ。
クルマなんて、必要に迫られるまで乗るつもりはなかったし
乗るとしても、トヨタでしょ、なんて思っていた。
そう、自然に生きていたら、そんな行動に出ることはなかった。
すべては、年下くんをスキになり、
とことんスキになった行動に起因する。
3月頃の日記にも書いたんだけど
「多少無視されても、がんばること」なんて
今までの私のやり方と、全く違っていた。
「諦めることの方が大事。無惨な姿はプライドが許さん」
そう思って、すぐに自分から、かっこよく引き下がっていた。
でも、諦めずに最後にひどいことを言われるのわかっていても
突き進んだからこそ、悔しくて見返したくて
クルマを買う行動に出れたんだと思う。
そして、今、私は仕事のことで、どうしたらいいか悩んでいる。
就職活動の時、東京に行きたくてしかったなかったし
そのまま東京で仕事を続ける方が、キャリアアップできるし
転職するにしても、いっぱい雇用があるのは東京だと思っていた。
でも、2年前、私は
「今、やりたいと思っている仕事は大阪だ！」
と思って、大阪に転勤希望を出した。
やりたい仕事をやり、少しキャリアを積んで
東京に戻るつもりだった。これ、ほんと。
でも、今は、東京に戻りたくない気持ちでいっぱい。
それは、仕事ではなく、環境が理由。
大阪には地元の友達がおり、苦しい時
どれだけ助けてもらったか。
年下くんに振られた時に、すぐに会って、弱音を吐ける友人が
大阪にはたくさんいた。
東京にいる時の友達といえば、
コンパで知り合ったオトコの友人か
会社の同僚だけ。
本気で相談できる友達は、そのなかに2、3人くらいしかいない。
その本気で相談できる友達は、今は会社を退職している。
もう、仕事の悩みも相談できないし、
すぐに会えるようなところには住んでいない。
でも、仕事は、東京に帰ってキャリアを積んだ方がいいと
明らかに思える。
大阪にいたところで、やりたい仕事につける保証がもうないから。
キャリアがなさ過ぎるから。
そのキャリアをつけるために、東京に戻った方が
うちの会社で、仕事を心地よく続けることができる。
一方で、今が、転職の最後のチャンスだとも言える。
今の仕事が本当にやりたい仕事なのか
将来性のある仕事なのか、わからない。
「やりたい」と言うなら、違うのでは、と思う。
今が転職の時期としてはチャンスだと思う。
でも、私には転職する時のキャリアがない。
やりたい仕事をするための、切符さえももっていないし
本当にその仕事をして楽しい！と思えるかどうかも
実のところわからない。
私は、いま、どういう選択をしたらいいのだろう？
仕事のキャリアを積むために、東京に戻るか
大阪の生活を大事にするために、やりたくない仕事でも
今の会社で働き続けるか。
それとも、やりたいこと、に望みをかけて
心機一転、転職するのか。
どの選択をしても、私らしい選択だったり
「え？」と思われる選択かもしれない。
でも、前に進むには、「え？」と思われても良いんだと思う。
ひとつひとつの行動が、
自分らしさを成長させてくれるような気がするから。
時には、不自然な行動をしてみることで、
自分自身をわかることが増える。
そういうことに、気づいたから。
でも、とことん悩もう。不自然な行動をするには
悩まないと不自然にならない。
「ほぼ日刊イトイ新聞」って結構、考えさせられますよ！
「ほぼ日刊イトイ新聞」のメルマガがあるんです。
そこに「自分らしく生きる」という話しがありました。
そのメルマガでは・・・
「自分らしく生きる」ってとてもいいように思える。
でも、人間って、「不自然な行動」をしているはず。
例えば、不自然な行動しないと、富士山も登れないよ。
自然に行動していたら（＝何気なく散歩していたら）、普通、富士山の頂上には着けないでしょ。
というお話でした。
そうなんですよねー。よくわかる。
今、私は、自分らしく生きようとして、
すごく悩んでいたところでした。
私にとって自分らしくって、一体どんなことだろう？
今、大事なことを大事にするとか。
将来のことを考え過ぎないとか。
自然体で生きたいとか。
高きを目指し過ぎないとか。
かなあ。
でも、私は、これだけを大事にしてきたわけじゃない。
例えば大学受験の時。
確かに、高校1・2年の頃は、大学受験がどんなものかわからずに
国公立でしょう、って思っていました。
でも、現実を知った高3の受験後、
浪人を決めた時から、私は変わっていったのかもしれない。
「今大事なことを大事にする」んだったら
唯一受かっていた短大に入ったはず。
でも、その時の私の判断は違っていた。
「まだ勉強やり残したと思うんだったら
もう一年がんばるか？」との父の言葉に従った。
そして、自分が絶対目指さないだろうな、と思うような
オシャレな私立の大学を受験した。
たったひとつ
「私立の中では結構偏差値高い大学で手が届きそうになかったから」
という理由が、私が実際通うことになった大学を受験するものでした。
短大に行くことの方が、私にとって自然な行動だったのか
浪人することが、私にとって自然な行動だったのか。
それは、私にもわからない。
私が出した結論にびっくりする友人もいた。
やっぱ、あんたらしいやりかたやな、と言った友人もいた。
結局、それは、私にとって自然だったか、不自然だったかわからない。
就職活動も同じだった。
「私らしく」だったら
大阪限定の企業を選んだはず。大阪から出たくなかったから。
でも、私は大学3年の時に東京に行ったことによって
価値観が変わった。
別に初めて東京に行ったわけじゃない。
その時、たまたま見た光景が、私を東京に向かわせただけ。
その時も、友人は
「あんたが、まさか大阪を捨てるとは！」と
驚いた。
でも、一方で、「自由気ままに生きる」のが
私らしいんだ、と私は思った。
そして、今、クルマを買うのは、
明らかに不自然な行動だ。
クルマなんて、必要に迫られるまで乗るつもりはなかったし
乗るとしても、トヨタでしょ、なんて思っていた。
そう、自然に生きていたら、そんな行動に出ることはなかった。
すべては、年下くんをスキになり、
とことんスキになった行動に起因する。
3月頃の日記にも書いたんだけど
「多少無視されても、がんばること」なんて
今までの私のやり方と、全く違っていた。
「諦めることの方が大事。無惨な姿はプライドが許さん」
そう思って、すぐに自分から、かっこよく引き下がっていた。
でも、諦めずに最後にひどいことを言われるのわかっていても
突き進んだからこそ、悔しくて見返したくて
クルマを買う行動に出れたんだと思う。
そして、今、私は仕事のことで、どうしたらいいか悩んでいる。
就職活動の時、東京に行きたくてしかったなかったし
そのまま東京で仕事を続ける方が、キャリアアップできるし
転職するにしても、いっぱい雇用があるのは東京だと思っていた。
でも、2年前、私は
「今、やりたいと思っている仕事は大阪だ！」
と思って、大阪に転勤希望を出した。
やりたい仕事をやり、少しキャリアを積んで
東京に戻るつもりだった。これ、ほんと。
でも、今は、東京に戻りたくない気持ちでいっぱい。
それは、仕事ではなく、環境が理由。
大阪には地元の友達がおり、苦しい時
どれだけ助けてもらったか。
年下くんに振られた時に、すぐに会って、弱音を吐ける友人が
大阪にはたくさんいた。
東京にいる時の友達といえば、
コンパで知り合ったオトコの友人か
会社の同僚だけ。
本気で相談できる友達は、そのなかに2、3人くらいしかいない。
その本気で相談できる友達は、今は会社を退職している。
もう、仕事の悩みも相談できないし、
すぐに会えるようなところには住んでいない。
でも、仕事は、東京に帰ってキャリアを積んだ方がいいと
明らかに思える。
大阪にいたところで、やりたい仕事につける保証がもうないから。
キャリアがなさ過ぎるから。
そのキャリアをつけるために、東京に戻った方が
うちの会社で、仕事を心地よく続けることができる。
一方で、今が、転職の最後のチャンスだとも言える。
今の仕事が本当にやりたい仕事なのか
将来性のある仕事なのか、わからない。
「やりたい」と言うなら、違うのでは、と思う。
今が転職の時期としてはチャンスだと思う。
でも、私には転職する時のキャリアがない。
やりたい仕事をするための、切符さえももっていないし
本当にその仕事をして楽しい！と思えるかどうかも
実のところわからない。
私は、いま、どういう選択をしたらいいのだろう？
仕事のキャリアを積むために、東京に戻るか
大阪の生活を大事にするために、やりたくない仕事でも
今の会社で働き続けるか。
それとも、やりたいこと、に望みをかけて
心機一転、転職するのか。
どの選択をしても、私らしい選択だったり
「え？」と思われる選択かもしれない。
でも、前に進むには、「え？」と思われても良いんだと思う。
ひとつひとつの行動が、
自分らしさを成長させてくれるような気がするから。
時には、不自然な行動をしてみることで、
自分自身をわかることが増える。
そういうことに、気づいたから。
でも、とことん悩もう。不自然な行動をするには
悩まないと不自然にならない。
「ほぼ日刊イトイ新聞」って結構、考えさせられますよ！
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