最終出社を明日に控え
2003年3月27日とうとう明日は、5年間勤めあげた会社の最終出社する日です。
近々会社を辞めた友人などは「感無量だった」とか「今まで働いたことを感慨深く思った」とか言っていたけど、私にはそういう気持ちは、今、全然ない。明日になったらそういう気持ちになるのかな。
でも自分にとっての5年間は「東京での3年間」と「大阪での2年間」に分けられる。「東京での3年間」は正直辛い3年間だった。何のためにやってるんだろう?と納得のいかない仕事と激務や社内での人間関係のこじれなどを含め、まだまだ社会人経験が浅かったからこその考え方の甘さや諦めの悪さもあったのかもしれない。それに比べると「大阪での2年間」は明るい2年間だった。やりたい仕事を求めて大阪行きを希望し、念願叶い、自分の仕事にやりがいを感じることができ、人間関係に悩むことも少なく、いい上司に恵まれ、ふがいない激務はなくなり、楽しく仕事ができた2年間だった。
確かに3年前、東京を去る時には、今までの仕事の大変さとそれから逃れられる嬉しさ、そして次の仕事への異常なほどまでのやる気のため、胸がドキドキしていた。今までのことを必要以上に思い出していた。私にとっては、あの3年前がまさに転換期だったかもしれない。楽しく仕事をする、とか、仕事をしている時間が好きになれることができるようになったのもこの3年前だったから。
そしてこれからは、好きなことをする仕事を求めて働くために、努力をしていこうとしている。今から考えると、なんであんなに辛かったのに3年間も働くことができたのかな、なんて思うけど、辛かったけどあの3年間があるから、今の私がいるのは確か。1年目の時、本当にイヤでイヤで辞めたかったとき、上司が「どんなにイヤでも、ダマされたと思ってでもいいから、同じ仕事を3年間続けなさい」と言われたその言葉だけを信じてきた3年間は、やはり言葉通り無駄ではなかった。自分が学生から本当の社会人としての意識や公道の変化をもたらしてくれた3年間だった。
そして最終的には5年間働き続けることができた。一生働くと考えるとこの5年間なんて、とてもとてもちっぽけな期間なのかもしれないけど、最初の5年間は、たぶんこれから先二度とこない内容の濃い5年間だと思う。
・・・って今までのことを振り返ると、ちょっと気持ちが高ぶってきた(笑)。
希望していた会社への入社を果たしていたし、私はこの会社はとても好き。その気持ちは今でも変わらない。この会社で得た経験は計りきれないし、何よりも会社内だけでなくお客さんやスタッフや取引先の方というめちゃめちゃたくさんの人と出会えたことは、目に見えない財産。これから先も関係性を築いていける人は少ないけど、私はやっぱ人が好きだし、そんな人との出会いをたくさん経験させてくれた会社人生は、やはり勉強と感動の毎日だったなあ。うん、いい人生歩めてるよね、私。
ということで、明日、私、卒業します。
近々会社を辞めた友人などは「感無量だった」とか「今まで働いたことを感慨深く思った」とか言っていたけど、私にはそういう気持ちは、今、全然ない。明日になったらそういう気持ちになるのかな。
でも自分にとっての5年間は「東京での3年間」と「大阪での2年間」に分けられる。「東京での3年間」は正直辛い3年間だった。何のためにやってるんだろう?と納得のいかない仕事と激務や社内での人間関係のこじれなどを含め、まだまだ社会人経験が浅かったからこその考え方の甘さや諦めの悪さもあったのかもしれない。それに比べると「大阪での2年間」は明るい2年間だった。やりたい仕事を求めて大阪行きを希望し、念願叶い、自分の仕事にやりがいを感じることができ、人間関係に悩むことも少なく、いい上司に恵まれ、ふがいない激務はなくなり、楽しく仕事ができた2年間だった。
確かに3年前、東京を去る時には、今までの仕事の大変さとそれから逃れられる嬉しさ、そして次の仕事への異常なほどまでのやる気のため、胸がドキドキしていた。今までのことを必要以上に思い出していた。私にとっては、あの3年前がまさに転換期だったかもしれない。楽しく仕事をする、とか、仕事をしている時間が好きになれることができるようになったのもこの3年前だったから。
そしてこれからは、好きなことをする仕事を求めて働くために、努力をしていこうとしている。今から考えると、なんであんなに辛かったのに3年間も働くことができたのかな、なんて思うけど、辛かったけどあの3年間があるから、今の私がいるのは確か。1年目の時、本当にイヤでイヤで辞めたかったとき、上司が「どんなにイヤでも、ダマされたと思ってでもいいから、同じ仕事を3年間続けなさい」と言われたその言葉だけを信じてきた3年間は、やはり言葉通り無駄ではなかった。自分が学生から本当の社会人としての意識や公道の変化をもたらしてくれた3年間だった。
そして最終的には5年間働き続けることができた。一生働くと考えるとこの5年間なんて、とてもとてもちっぽけな期間なのかもしれないけど、最初の5年間は、たぶんこれから先二度とこない内容の濃い5年間だと思う。
・・・って今までのことを振り返ると、ちょっと気持ちが高ぶってきた(笑)。
希望していた会社への入社を果たしていたし、私はこの会社はとても好き。その気持ちは今でも変わらない。この会社で得た経験は計りきれないし、何よりも会社内だけでなくお客さんやスタッフや取引先の方というめちゃめちゃたくさんの人と出会えたことは、目に見えない財産。これから先も関係性を築いていける人は少ないけど、私はやっぱ人が好きだし、そんな人との出会いをたくさん経験させてくれた会社人生は、やはり勉強と感動の毎日だったなあ。うん、いい人生歩めてるよね、私。
ということで、明日、私、卒業します。
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