◇北京ヴァイオリン◇
 
*総合評価★★★★★

舞台は北京。
ヴァイオリンがめちゃめちゃ上手い息子と
ヴァイオリニストとして息子が成功してほしいと願う父親のお話。
息子の能力は素晴らしいんだけど、お金がないのよね。
だから、有名な先生に教えてもらえるように、
一生懸命に働き、必死で先生にお願いするんだよね。
 
でも、息子の方は、思春期ってこともあり、
大人っぽい女のヒトのことを追っかけるようになる。
「ヴァイオリンよりも女」って感じ?
まあ、13歳のお子ちゃまの行動なので、
見てて微笑ましい。
 
映画の宣伝コピーにも書いてあったけど、
まさに「音楽版:リトルダンサー」そのものやね。

息子の成功を願うあまり、父親がヴァイオリニストの先生の自宅まであがりこんだりしつこくつきまとう姿は、ちょっとやりすぎ?と思う部分もあるけど、父親のキャラクターに圧倒されて、笑っちゃう。
 
でも、その父親の思いが、単なるエゴじゃなくて、深い深い愛情だってことに気付くと、もう涙なしには見ていられなくなるよの。まじ、その瞬間から、劇場では鼻をすする音があちこちから聞こえてくる。
最後、キャストやスタッフのテロップが流れる暗幕のシーンでも、涙が止まらなかった。この感覚、まじ、久しぶりです。まさにリトルダンサーぶりです。
 
「息子への無償の愛」
 
リトルダンサー、北京ヴァイオリン共通のテーマですな。
そして、見事にこの「愛」にやられちゃいました。

◇少林サッカー◇

*総合評価★★★☆☆
 
たくさんのヒトに少林寺拳法を広めようとするオトコと、元サッカー選手が、ふとしたきっかけで出会い、サッカーチームを作る話です。ありがちなスポコン映画です。中国版メジャーリーグって感じ?
 
流行りのVFXをめちゃめちゃいっぱい使ってますねー。
相手の選手のすごい技を見て
「これって、ワイヤーアクション?」
と言っちゃうシーンもあり、ひそかに笑えます。
おいおい、お前もワイヤーアクション使ってるやろっ!って。
 
ストーリーも、アクションも
「ありえへんって!」
と突っ込みたくなる部分満載。
あまりにも現実離れしている話の内容に、途中で嫌気が差してしまう。でも、あれだけ徹底してVFX使ったり、夢物語を貫いてしまうと、なんでも許しちゃえるんですね。
 
ある意味、面白いです。
というか、頭をバカにして見れる映画です。

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