オンナの生きる道

2003年8月4日
現在、オンナの生きる道はたくさんある。
 
1:結婚する。
2:子供を産む。
3:働く。
4:独身のままでいる。
 
オンナの場合選択するなら、
1択ではなく2択や3択になる。
 
でも、選択肢があればあるほど、
何を選択したらいいのか、わからなくなる。
究極は、全てを手に入れたいと思う。
 
 
でも1つさえも、手に入れられないことも
往々にしてある。
 
オンナは悩む。
選択肢の多さに悩む。
 
親からは1と2を要求される。
 

1と2ほど、難しいものはなく、
2だけなら、ある意味簡単なのに
1の次に2があるわけで。

でもって、その1を選択したくても
できないもどかしさがあるため、
で、3や4の選択肢を選ぶことになる。
 
もちろん3の選択肢は、
「生きていく」ための必須条件でもあるし
1が叶えられないことへの代償であったりもする。
 
 
 
個人的な話になるが、
私は、小学生の頃から、親から(特に母親から)
1と2を選択するよう、言われてきた。
 
なら、大学なんか行かなくてもよかったのにね。

ま、正直な話、
母親は浪人に大反対していた。
短大でいいから、現役でどっか行きなさいって言っていたので、
言い分もわからんでもない。
 
で、今でも、ひつこく1と2を早くに選ぶように
迫ってくる。
 
私は反発している。
 
早くに結婚して、子供産みまくっている人を
見下すつもりはないが、
オンナとして生きていくなら、
結婚と子供っていう幸せ以外の幸せも
自分のチカラで勝ち取っていきたいって思う。
 
だから、短大じゃなくて、大学に行きたかった。
だから、オトコの人と
対等に仕事ができる職場を選んだ。
 
そう選択した自分の判断は
間違っていない、と自分で思う。
 
ちょっとばかし勉強すれば、
ちょっとばかしテストでいい点数が取れる。
ちょっとばかし一生懸命働けば
ちょっとばかし周りから誉められる成果を挙げられる。
 
そんなチカラを持てているんなら、
自分のチカラでちょっとばかし、
自分なりの幸せを勝ち取れるんじゃないか、って
勘違いするのも、おかしくない。
 
 
もちろん1と2を選択したい気持ちは
オンナとして生まれてきた以上
本能的に欲している。
で、イイ遺伝子を残したい気持ちも
結構、自分の中では強いので、
2を早く実現させたいと強く思う。
 

でも、本能的な欲求が1と2であればこそ
親から1と2を要求されることの虚しさは
計り知れない。
 
今、独身中の友人(♀)のほとんどが
親から1と2を要求されている。
 
でも、少なくとも、私と同じように
ちょっとばかしがんばれば幸せを手に掴めそうな彼女たちが
本能的な欲求である1と2を
無視することなんてできない。

それに
親が考える以上に1と2の大切さや
だからこそ手に入れたいと思う気持ちを持っている。
 
 
なのに、なぜに親は1と2を必要以上に
言葉にして表し、あからさまに要求するのか。
 
 
たまらなく苦痛だ。
 
 

オンナの生きる道が、源氏物語の時代のように
ただひたすらオトコに仕える身であるならば
選択肢の多さに悩まずに済んだだろうに。
 
なぜに、私は昭和/平成の時代に生まれてしまったのか。
 
 
選択肢を上手く選ぶ知恵がないと
この時代に生きていくのは、非常に辛いだけ。

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